近年リハビリテーション治療において、ロボットを使用した治療が注目されています。当院では脳卒中片麻痺患者さんの歩行再獲得を目的として開発された歩行訓練ロボットを導入し、患者さんの機能訓練に活用しております。
麻痺のある足に装着したロボットが足の振り出しや膝の固定などをサポートすることで歩行困難な方の歩行訓練を可能とします。また、歩き方の改善にも有効とされており、慢性期(発症から半年以上経過した方)でも効果があるという研究もなされています。歩行能力の改善は日常生活の様々な動作へつながり、患者さんの生活の質向上やご家族の負担軽減に貢献できます。
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兵庫医科大学ささやま医療センター