病院紹介

病院長あいさつ

兵庫医科大学ささやま医療センター

病院長片山 覚

兵庫医科大学ささやま医療センター病院長の片山です。
私は兵庫医科大学を卒業後、兵庫県養成医師制度で医師不足地域に赴き、但馬の公立八鹿病院、美方町国保大谷診療所(現香美町小代診療所)、丹波の柏原赤十字病院などで長年勤務し、高齢化先進地域での医療に従事してきました。そして2017年4月より、当センターの病院長を務めております。

当センターは、国立篠山病院より経営移譲を受けて開院した兵庫医科大学篠山病院を前身に、2010年に兵庫医科大学ささやま医療センターとして改称し、以来、丹波篠山地域の暮らしに根差した市民病院として、安全で質の高い地域医療の提供に力を入れております。
治し支える患者中心の医療の実践(生活モデル化)、予防からケアまで包括的ヘルスケアの実践(包括化)、地域と一体になったヘルスケアサービスの提供(地域化)を3本の柱に、丹波篠山という地域にフィットした医療モデルの確立に取り組んでまいりました。

患者さん中心の医療、
住民中心の医療へ

20世紀の医療は「治す医療」「命を救う医療」でした。医学の進歩により、今まで治らなかった病が治るようになりました。しかし、その一方で、今日、病気や障害とともに人生を歩んでいく人々を支えることも医療にとって大きな使命となっています。
21世紀の地域医療がめざすもの、それは「すべての人が自分らしく幸せに生きていく」ためのヘルスケアサービスの提供と私たちは考えます。そのためには、安全で高度な治療技術の他に、生活習慣の見直しや健診などの予防医療、日常的に無理なく診療を受けられる仕組みや、病気があっても幸せに生きていけるような社会づくりが必要です。つまり、ライフスタイルに応じて多様な選択肢があり、患者さん自身が「選べる」ことが重要です。当センターではスタッフが一丸となって「21世紀の地域医療とは何か」を考え、すべての人々が住み慣れた場所で自分らしく暮らしていくためのサポートに努めています。

地域医療を支える仕組みづくりと、
ゲートキーパーとしての使命

回復期リハビリ病棟や地域包括ケア病床を充実させ、訪問診療や24時間対応の在宅医療体制も整えています。敷地内に、リハビリセンター、老人保健施設、訪問看護ステーション、訪問介護ステーション、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所、居宅介護支援事業所を併設し、また市内の他医療機関とも有機的な連携を図り、地域包括ケアに取り組んでいます。今後、行政や医師会との連携もさらに強化してまいります。
また、近年注力してきた総合診療科(内科)では、幅広く患者さんを受け入れて、症状がはっきりしない患者さんに対して最適な道筋を示すゲートキーパーとして、有意義な初期診療に取り組んでいます。

プライマリケアを実践できる
医療人を育成する場として

当センターは学校法人兵庫医科大学の篠山キャンパスとして、教育面での役割も担っています。兵庫医科大学医学部、兵庫医療大学薬学部・看護学部・リハビリテーション学部の学生や研修生が学びに来る場であり、また、兵庫県下の医療機関と連携し、神戸市立医療センター西市民病院と中央市民病院、姫路赤十字病院、兵庫医科大学病院の一般内科などからの研修も受け入れています。プライマリケアの大学病院として、総合診療、総合内科、ER救急、在宅医療の教員を確保しながら、初期研修医やレジデントにとって質の高い研修を提供すべく積極的に取り組んでいます。
21世紀の医師に不可欠な総合的な診療能力を身につけられる教育体制を整え、将来の地域医療を支える人材の育成に向けて一層尽力してまいります。

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