脳損傷者のドライビングシミュレーターによる訓練成績に関するクラスタリングと、その成績に影響を与える因子の検討
脳損傷者のドライビングシミュレーターによる訓練成績に関するクラスタリングと、その成績に影響を与える因子の検討
本学で実施しております以下の研究についてお知らせ致します。
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて、個人情報の加工を行う前に参加拒否の申し出があった場合のみ研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
研究課題名 | 脳損傷者のドライビングシミュレーターによる訓練成績に関するクラスタリングと、その成績に影響を与える因子の検討 |
倫理審査受付番号 | 第4464号 |
研究期間 | 2023年7月25日〜2026年3月31日 |
研究の対象 | 以下に該当する利用者さんを研究対象とします。 疾患名:脳損傷(脳卒中や頭部外傷)/ 診療科名等:ささやま医療センターのリハビリテーション科 受診日:2017年10月1日〜2024年8月31日 |
研究に用いる試料・情報の種類 | カルテ情報 取得の方法:診療の過程で取得 |
研究目的・意義 | 【研究目的】 本研究では、当院で自動車運転再開支援を受けた脳損傷(脳卒中や頭部外傷)の患者様の一般情報(性別,年齢等の患者背景)、身体機能評価の結果、神経心理学的検査の結果、ドライビングシミュレーターの実施回数などと、ドライビングシミュレーターの成績との関係性について調査することを目的としています。 【意義】 今後、ドライビングシミュレーターを実施する脳損傷(脳卒中や頭部外傷)の患者様に対し、それぞれの患者様の障がいの特性を考慮した上での実施回数や難易度設定などの練習方法を提案することができます。 |
研究の方法 | カルテから年齢、性別、脳卒中の種類、発症部位、麻痺側などの一般情報、身体機能評価の結果、神経心理学的検査の結果、ドライビングシミュレーターの結果などの情報収集を行います。ドライビングシミュレーターの結果を成績ごとでグループに分けて、一般情報や検査結果からその差を分析します。 本研究は本学と1つの研究機関(山形県立保健医療大学)と共同して研究を実施します。兵庫医科大学ささやま医療センターの役割は、データ収集、データ解析、論文執筆の指導です。山形県立保健医療大学の役割は、研究計画、データの解析、論文執筆の指導です。必要なカルテ情報などは,脳損傷者の個人情報が特定できない範囲で情報提供を行います。 |
外部への試料・情報の提供 | 兵庫医科大学ささやま医療センターで収集した情報は、山形県立保健医療大学に誰のデータかわからないように加工した上で共有されます。 |
研究組織 | 本研究は、兵庫医科大学ささやま医療センター、山形県立保健医療大学との共同研究です。兵庫医科大学ささやま医療センターが代表機関となります。 兵庫医科大学ささやま医療センター 研究責任者:坂本 利恵 山形県立保健医療大学 研究責任者:佐藤 寿晃 |
個人情報の取扱い | 収集したデータは、誰のデータか分からないように加工した上で、統計的処理を行います。国が定めた「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に則って、個人情報を厳重に保護し、研究結果の発表に際しても、個人が特定されない形で行います。 |
本研究に関する連絡先 | 診療科名等:兵庫医科大学ささやま医療センターリハビリテーション室 担当者氏名:坂本 利恵 竹原 崇登 [電話] 平日9時〜17時:079-552-7381 上記時間以外:079-552-1181 |