お知らせ

新型コロナ重症化リスクの判定が可能となる検査機器を導入

2021年9月7日、丹波篠山市は「新型コロナウイルス感染症の自宅療養者らと市内の医療機関が症状などの情報を共有できる電子システム」と、「重症化リスクを判定する全自動免疫測定装置」の導入を発表しました。同システムと装置は本院に配置され、重症化リスクの判定検査は同日から開始しています。

本院は、2020年12月から市内で新型コロナウイルスの陽性が判明した方のメディカルチェックを担当しており、軽症や中等症の入院患者さんを受け入れてきました。

今回導入する情報共有システムは、主に自宅療養中や退院後の患者さんの利用を想定しています。患者さんが自宅で測定した血圧や酸素濃度などを専用アプリで入力すると、本院で管理する電子カルテと照合されます。患者さんの入院時の情報やその後の経過は本院を含む市内の各医療機関に共有され、状況に応じて適切な治療方法や診療先を検討することができます。

また、重症化リスクの判定においては、血液中の特定たんぱく質の数値を測定しますが、今回導入する「全自動免疫測定装置」によって、これまで数日かかっていた結果の判定が約20分でできるようになります。

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