ささやま医療センターを選んだ理由は？
病院薬剤師として地元の役に立ちたい
兵庫医療大学在学中の実務実習を当院で受けたのですが、病院全体や調剤室の雰囲気の良さが印象的でした。卒業後は阪神間にある保険薬局に勤めていましたが、篠山の近隣育ちなので地元の医療に貢献したいと思い、また、病院薬剤師として患者さんに接したいと考えて転職しました。
どんなお仕事をしていますか？
全科のさまざまな調剤を担当
現在、薬剤室には8名の薬剤師がおり、調剤業務と病棟業務を分担しています。私は主に調剤担当で、錠剤や外用薬、注射や点滴、抗がん剤の調剤などを行っています。総合病院なので扱う薬剤が多岐にわたり、幅広い分野に携われるのが当院の魅力です。病棟で担当している患者さんへの服薬指導や、入院時の持参薬鑑別を行うこともあります。
「ささやま医療センターならでは」と感じることはありますか？
高齢の方により良い処方提案を行うことも
土地柄、高齢で複合的な疾患を持つ患者さんが多く、複数の薬剤が併用されているケースが多々あります。ポリファーマシーを防ぐため、電子カルテを見ながら不要な薬剤がないかをチェックし、主治医に減量や中止を提案することもあります。服薬指導や処方提案を通して患者さんの治療に貢献できたときにはやりがいを感じます。
他職種との関わりやチーム医療の取り組みは？
他部門と連携・協働する機会が多い
日常的に、看護師や医師からの薬剤に関する問い合わせ対応は多いです。また、患者サポートチームに所属しているので、せん妄や褥瘡の薬剤選択の助言などを行う機会もあります。当然のことですが、他部門の方にもしっかり挨拶をして、関わったスタッフの名前は覚えるなど、敬意を払って業務を行うようにしています。
今後の目標や展望は？
幅広い知識を持ちながら専門性も身につけたい
せん妄や褥瘡、感染症、がんなどの専門性を身につけていきたいです。特にせん妄は対策担当になったこともあり、ささやま医療センターの薬剤室では誰よりも詳しい薬剤師をめざしています。「勉強したい」「こういうことをやりたい」と言えば室長やスタッフから応援してもらえるので、向上心があれば成長していける環境だと思います。
ささやま医療センターの
好きなところ
患者さんとの距離感の近さはここならではです。スタッフ同士の仲も良く、薬剤室では毎年「餃子パーティ」を開いて他部門のスタッフとも交流しています。
また、私は2児の父親でもあり、丹波篠山のノンビリとした雰囲気のもとで子育てができているのも嬉しいです。周囲には丹波並木道中央公園や太古の生きもの館など、親子で楽しめるスポットも多いですよ。
