リハビリテーションセンター
老人保健施設
居宅介護支援事業所

各療法紹介

言語療法

 私たち言語聴覚士は、様々な疾患により生じたコミュニケーション障害、高次脳機能障害、摂食・嚥下障害を持つ方に対して言語聴覚療法を行っています。当院には5名の言語聴覚士が在籍しており、入院・外来・在宅(訪問リハビリ)・老人保健施設(入所・通所)の各部門を担当しています。

 

コミュニケーション障害(失語症)

 脳卒中や頭部外傷などの脳損傷により、言語機能が低下した状態を言います。失語症では「聞く」「話す」「読む」「書く」が障害されるため、適切な評価とその方の能力に合わせた機能訓練、コミュニケーション方法の援助が必要となります。

 当院では、集団コミュニケーション療法を実施しており、患者様数名でグループを作り訓練を行っています。日々の出来事を報告しあったり、協力して課題に取り組むことで、日常生活に役立つコミュニケーション能力の獲得を目指しています。

失語症

 

運動障害性構音障害

 発声発語に関わる神経や筋肉の障害によって生じるコミュニケーションの障害です。障害の程度は様々ですが、病態や症状に合わせて呼吸、発声、構音の訓練、代償手段の獲得などを行っています。

運動障害性構音障害

 

高次脳機能障害

 脳卒中や交通事故などの脳損傷により、言語、記憶、注意、思考などの機能に障害が起きた状態を言います。様々な症状がありますが、記憶障害(90%)、注意障害(82%)、遂行機能障害(75%)の順で発症頻度が高いと報告されています。(厚生労働省「高次脳機能障害支援モデル事業報告」より)

  • 記憶障害:日々の出来事が覚えられない、すぐに忘れる
  • 注意障害:うっかりミスや不注意が多い、左側の注意力が低下する
  • 遂行機能障害:効率的な計画を立てて実行することができない
  • 対人関係がうまくいかない:相手の気持ちに立って考えることができない
  • 感情コントロール障害:ささいなことでイライラしたり怒りっぽくなる

 高次脳機能障害の症状の多くは外見からは分かりにくく、本人も自覚していないことが多く、家族の理解も得られにくいのが特徴です。


 当院では高次脳機能障害を持つ患者さんに対して、作業療法士、言語聴覚士が中心となり評価・機能訓練を行うとともに、代償手段の獲得、ご家族への症状説明、日常生活、社会生活に復帰する際の様々な援助を行っています。

 

摂食・嚥下障害

 食物を咀嚼・嚥下(飲み込む)することが困難になることを摂食・嚥下障害と言います。当院では嚥下障害のある方に対して、医師、看護師、管理栄養士、セラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が連携して摂食・嚥下リハビリテーションを行っています。

 当院では、集団コミュニケーション療法を実施しており、患者様数名でグループを作り訓練を行っています。日々の出来事を報告しあったり、協力して課題に取り組むことで、日常生活に役立つコミュニケーション能力の獲得を目指しています。 

 

嚥下造影検査(VF)・嚥下内視鏡検査(VE)

  食物が口から食道に入るまでの動きをレントゲン撮影で連続的に記録する検査です。嚥下運動の問題や食物残留、誤嚥(食物が気管に入る)を評価するのに最も有効な検査です。
検査はリハビリテーション医師、放射線技師、言語聴覚士が協力して行い、嚥下障害の病態評価・治療方針の決定、治療効果の判定、ご家族への説明などに役立てています。

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VF・VEカンファレンス

 検査当日にリハビリテーション医師、言語聴覚士によるカンファレンスを開き、嚥下障害の診断や治療についての検討を行っています。

VFカンファレンス

 

資格

  • 日本言語聴覚士協会認定言語聴覚士
  • 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士
  • 日本咀嚼学会健康咀嚼指導士
  • Lee Silveerman Voice Treatment(LSVT® LOUD)

 

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