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臨床研究に関する情報公開

ファビピラビル等の抗ウイルス薬が投与されたCOVID-19患者の背景因子と治療効果の検討(観察研究)

ファビピラビル等の抗ウイルス薬が投与されたCOVID-19患者の背景因子と治療効果の検討(観察研究)

本学で実施しております以下の研究についてお知らせいたします。
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出ください。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

研究課題名 ファビピラビル等の抗ウイルス薬が投与されたCOVID-19患者の背景因子と治療効果の検討(観察研究)
研究期間 2021年 2月学長了承日~2021年12月31日
研究対象情報の取得期間 下記の期間に内科・ささやま老人保健施設を受診されたCOVID-19の方
2020年 3月 12日~2021年12月31日
研究に用いる試料・情報の種類 カルテ情報
研究概要 (研究目的、意義)
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による肺炎(COVID-19)が日本各地で発生していることが報告されています。COVID-19に対する治療薬は確立されておらず、ファビピラビルなど他のウイルスに対して治療効果がある抗ウイルス薬、その他の抗ウイルス効果が期待される薬剤が各医療施設の判断で治療に用いられています。
本研究では、日本各地の医療機関でファビピラビルなどの抗ウイルス薬やその他の抗ウイルス効果が期待される薬剤が投与されたCOVID-19患者さんの臨床情報を収集、分析することで各薬剤にCOVID-19に対する治療効果が見られるかどうかを検討することを目的としています。

(研究の方法)
この研究は、ファビピラビルなどの抗ウイルス薬やその他の抗ウイルス効果が期待される薬剤が投与されたCOVID-19患者の診療で得られた情報(年齢、性別、入院日、入院前の所在(自宅、療養施設など)、基礎疾患、SARS-CoV-2 検出日、SARS-CoV-2検出日の所在(ICU、病棟など)、COVID-19(肺炎)の重症度、抗ウイルス薬、または抗ウイルス効果が期待される薬剤による治療の内容、治療への臨床的反応、退院先(自宅、療養施設など)等)を用いる観察(コホート)研究です。これらの情報を本学よりFAX、郵送または電子的に藤田医科大学へ提供し、解析を行います。

(外部への試料・情報の提供)
本学で得られた臨床情報(診療で得られた情報)を藤田医科大学へFAX、郵送または電子的に提供します。

(研究組織)
<研究責任者(共同研究代表者)>
藤田医科大学 微生物学講座・感染症科 教授 土井 洋平

藤田医科大学 微生物学講座
 土井 洋平(研究責任者)
 愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98
 TEL |056-293-2433

<共同研究機関>
東邦大学 微生物・感染症学講座 教授 舘田  一博

<既存試料・情報の提供のみを行う機関>
全国の医療機関

(個人情報の取扱い)
個人情報保護の観点から、対象者は研究専用の ID 番号で登録され、誰の情報か分からない状態で研究代表機関に集約されます。藤田医科大学においては、名前、病院での ID 番号など個人が特定可能な情報は記録しません。
本研究に関する連絡先 兵庫医科大学ささやま医療センター 地域総合医療学講座
近藤 秀行(研究責任者)

TEL |(平日 8:30~17:00)  079-552-1181
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